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卒業制作
多摩美術大学統合デザイン学科
卒業制作展2021にて出展。
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パイロンで見る、人工物の生態
田舎から上京した時から、なぜか心惹かれ4年間パイロンを撮影し続けた。
そこにはあるのは、原型を少しでも長く留めておきたいという執着と、環境に適応してより良い形になりたいという変化。
環境の影響を受け、人の手が加わり、歪に変化していく形。
それらは1つとして同じものが存在しない。
まるで生きているようだと、いつしか感じるようになった。
人工物に宿る生命の気配を、パイロンを用いて表現した。
3種の作品で今回の作品は構成した。
(1)4年間撮影し続けた観察の記録写真。
(2)撮影した中の1つで、路上にあった実物のパイロン。
(3)それぞれのパイロンの成り立ちを想像してもらうための立体作品。
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制作年
2017.6 - 2021.1
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サイズ
(1)H127×W89mm(350点)
(2)H705×W380×D380mm(1点)
(3)H757×W550×D550mm(1点) H757×W620×D620mm(1点) H82×W550×D550mm(1点) H757×W2100×D550mm(1点)
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使用素材
(1)写真用紙
(2)パイロン,金具,コンクリート,
(3)パイロン,パイロンウェイト,パイロンバー,ガムテープ,アスファルト